色んな意味で想像を超える漫画「セトウツミ」

こんにちは!大学三年生から二ヶ月前までほぼ三〜四年間漫画をあまり読んでなかったのですが、最近また漫画にハマり出したかいしです。

先月、あるフォロワー様からオススメされて、8巻完結の「セトウツミ」と言う漫画を読みました。今までに見たことのないタイプの斬新すぎる漫画だったので、ネタバレ無しの感想を描いて見ようと思います。

 

ただ高校生が川べりで会話を繰り返すと言う斬新すぎるスタイル

この「セトウツミ」、どんな内容なのかと言うと、

「ただ二人の男子高校生が川べりで関西弁で喋っている漫画」です。

もう少し詳しく言うと、

「少しおバカな元サッカー部の瀬戸と、塾までの時間を潰しに来た頭脳明晰な内海が、同じ川べりでギャグみたいな会話を繰り返す漫画」です。

背景もほぼ変わらないし、主に会話だけで話が進みます。

は…??

こんなただ喋っている漫画の何が面白いの…??

って思ったみなさん!

私も完全にそう思ってましたd(^_^o)

しかしちゃんとラストまで見たら…

よよよ予想を超える展開に…ど、ど肝を抜かれました!!!

こんな感じ

強いてジャンルを決めると、多分ギャグ漫画に入ると思うんですけど、

この漫画は決して、ただのギャグ漫画ではありません!!!

二人の主人公が会話を繰り返すたびに何かが少しづつ変わって行き、衝撃かつ納得出来るラストを迎えます。「一流の雑談」「最高の伏線回収」を8巻の短さで存分楽しめます!お得!!

プロレベルのボケとツッコミ

 

出典:「セトウツミ」1巻

この漫画の一つ目の凄い所と言えば、やはりこの二人のセンス溢れる会話…

二人の淡々としたやり取りのテンポがもう最高にシュールで面白い。

プロレベルのギャグセンスと言い、細かい表情の描きわけやコマ割りと言い、本来漫画で表現不可能だったと思われる域にこの作者さんは挑戦しようとしている意気込みを感じます。(私は絶対こんな漫画1ページも描けない)

難しい言い回しもあったりするので(主に内海)、全てのエピソードが万人受けするとは思わないのですが、本当に作者の天才性を感じるエピソードが盛り込まれております。ネタバレしない為詳しくは語れませんが、やはりあのババ抜きの回と絵しりとりの回は何回読んでも爆笑です…!!!ただ面白いだけじゃなく、「どうやったらこんなエピソード思いつくん?!作者の脳内どうなってるん」と思えるのがまた凄いんです!!

関西弁で話しているところもまた大好きなポイントです。関東育ちなのに関西弁が大好きで、この漫画を読んでまた一層、関西弁が身に染み込んだ感じがします…(でも関西人じゃ無い人が関西弁喋ってるのってムカつくと読んだので少々ビビってます)。

出典:「セトウツミ」6巻

リアルな青春の悩み・葛藤・友情

一見ただのギャグ漫画だと思いきや、思わぬ所に散りばめられたリアルな青春時代の悩み。主人公達だけじゃなく、サブキャラ達のエピソードも心に響くものがありました。ギャグ漫画にはあまり見ない、人物の立体さ、リアルさが一際目立っています。

「いつもヘラヘラ笑ってるあの人も、実は裏で戦わなきゃいけない事があるんだな」と思ったり。しかしどんな辛い事があっても、こんな相棒を持てたら幸せですよね。瀬戸と内海の絆に思わずじーんとしてしまいました。正反対に見える二人ですが、きっとどこか大切な部分が似ているんだと思います。

出典:「セトウツミ」7巻

想像を裏切る衝撃なラスト

しかし、「セトウツミ」のどこが一番凄いと言うと、「こんな感じで終わるんかなー」と思いきや、最終巻で突然「?????」と思わず一瞬目を疑ってしまう程の展開になってしまう事です。

実は読む以前に、最終巻が凄いことになると既に聞いていて、心の準備はあったつもりでしたが、やはり想像を上回りましたね。しかも、何と伏線は1巻から張られており、じわじわと最終巻に向かい、最後で綺麗に回収されます。

ここまで来れば、作者の此元和津也さん、本当に天才なのでは無いでしょうか…全ては計算されていたんだ…!と衝撃を覚えました。この漫画をどうせ読むなら、絶対最後まで読んで欲しいですね。あのラストあっての、「セトウツミ」なんです!!

原作の絵を真似て描いたんですが、それっぽいギャグみたいなセリフが全然思いつかないですね!!

漫画家さん改めて凄すぎる。

作者・此元先生の力作に敬意を込めて!!

今日もここまで読んでくださり、ありがとうございました!

では良い週末を!!